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イギリスの春

  
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      イギリスで暮すと、冬が長くて厳しいので

   その分、春を待つ気持ちが一層強くなるように感じます。

 
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    イースターが終わると、春の訪れを待っていた花々も

    今を盛りに咲き始めて、私達の目を楽しませてくれます。

     今日は、郊外で見つけた春の写真を見て下さい。  

 
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        果てしなく続くあぜ道を、何処までも歩いて
  
          行きたいと思ったMrs.Yなのでした。

 
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by mrsylondon2005 | 2007-04-26 00:09 | 季節

ウォーリック訪問と薔薇戦争



花冷えの日本から戻ったロンドンはすっかり初夏の気候でした。

お天気に恵まれた、とある日にロンドンから列車で1時間半ほどの町

ウォーリックを訪れました。

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この町には、10世紀以来の要塞の拠点として建てられた

ウォーリック城があり、英国史に大きな影響を与えた薔薇戦争

運命の鍵を握ったキング・メーカーことリチャード・ネヴェルも

この城の16代城主でした。

薔薇戦争は、沢山の子供を持ったエドワードⅢの家系から

赤薔薇を紋章とするランカスター家と白薔薇を紋章とするヨーク家の

派閥間で起きたイングランドにおける王位継承をめぐる内乱で

全てはヘンリーⅥ(在位1422~61,1470~71)から

始まりました。


第一幕は、ヘンリーⅥ(ランカスター)の摂政であったヨーク公リチャードを

セント・オールバンズの戦いでリチャードの政治的野望を断ち切った

ランカスターサイドの勝利で幕を下ろしました。


第二幕は、ヨーク公リチャードの息子、エドワードが父の宿敵であるヘンリⅥ

を打ち負かして、エドワードⅣ(在位1461~70、1471~83)として

王位に就き、ヨーク家が勝利を収めました。

このヨーク家の勝利に大きな力を与えていたのが、キング・メーカー(国王擁

立者)ことリチャード・ネヴェルでしたが、ランカスターサイドに寝返ったことにより

エドワードは国外追放になり、ランカスターサイドに勝利の女神は

微笑んだのです。


第三幕は1年後に始まります。

エドワードがバーネットの戦いでリチャード・ネヴィルを殺害し

ヘンリーはロンドン塔に送られ処刑されます。

妻のマーガレットも母国フランスに戻されて、フランスで死亡したそうです。


エドワードⅣの死後、弟のリチャードは摂政という形で幼いエドワードの息子を

支えるはずでしたが、自らリチャードⅢとして王位に就いたため

ヘンリー・チューダー率いるランカスター派が、ボスワースの戦いでリチャードを

追い込み、リチャードは馬一頭と引き換えに王位を引き渡したのです。

ヘンリー・チューダーはヘンリーⅦとして即位し、ヨーク家のエドワードⅣの

娘エリザベスとの結婚によって、薔薇戦争は終わりを告げ

ここにチューダー王朝が始まったのでした。


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このような歴史の舞台になったワォーリックの町には

ヘンリーⅧの娘エリザベスⅠの寵臣(愛人)レスター伯ロバート・ダッドリー

縁のロード・レスター・ホスピタルやその付属のチャペルがあり

今でも当時と全く同じようにお祈りがされているそうです。



建物の至るところに、ワォーリック伯の紋章である熊と粗木が描かれて

いましたが、ハリネズミの紋章も可愛くて、戦いの歴史の刻まれた

この町での出来事を癒してくれそうです。

このチャペルの入り口の上の方には、後世 ウィリアム・モリス工房の

手がけたステンドグラスがあり、訪れた日にも窓から入る光によって

今でも電気のないハーフティンバーの中世の建物を少し明るくしている

ようでした。

また、キング・メーカーことリチャード・ネヴィルの建てたギルド・ホール

も今でも当時のまま保存されていましたが、中でも手入れの行き届いた

美しいガーデンで春の花が咲いているのが、印象的でした。


さらにこの町の見所の、セント・メアリー教会はウエストミンスター寺院にも

劣らないほどの霊廟があり、13代城主のお墓やレスター伯ロバート・ダッドリー

のものは、それは見事でした。

またお墓の側面には、キング・メーカーの姿も刻まれていました。

ワォーリック城は今ではロウ人形で有名なマダム・タッソー・グループの

所有になっていて、ロウ人形が当時の様子を再現しています。

エリザベス女王様も訪れたこのお城には

広大なヴィクトリアン・ローズ・ガーデンが拡がって

6月から7月の掛けては見ごたえがあるそうです。

この城に因んで、生み出された「ワォーリック・カッスル」と言う

薔薇の咲くのを、いつか見たいと思ったMrs.Yなのでした。

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by mrsylondon2005 | 2007-04-21 01:54

自転車に乗るMrs.Y

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日本での恒例の自転車に乗るMrs.Yの行き先は東京ミッドタウン

 
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小石川後楽園を出発して神楽坂でまずペコちゃん焼きのお店を覗きます。

整理券を配っていたので、購入を断念してカナルカフェの前を通ると

長蛇の行列にびっくり。

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テレビドラマでこの界隈が話題になったそうで、昨年ここで結婚のお披露目

パーティーをした娘夫婦も、「今年だったら予約できなかったかも

去年で良かったね~」と一言。

飯田橋を過ぎると、難関の長い坂道があり、若い2人は自転車でらくらくと

先を行きますが,私は息切れして、自転車を押しながら坂を上ります。

四谷あたりからは、平坦な道のりで自転車の速度も上がり、快調に

ペダルをこぎ,風に乗って舞う櫻の花びらの下を、旧乃木邸前まで走りました。

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           乃木神社内


旧乃木邸で自転車を降りて、少し見学する事に、ロンドンではミューズと

言って馬小屋も立派な住いで馴染みがあります。

乃木邸内にも立派な馬屋が残されていました。

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ふと見上げると、目的の東京ミッドタウンが・・・・。

乃木神社でお参りしたあと、程なく目的地に到着しました。

この東京ミッドタウンには3時間無料の立派な駐輪場があって

案外自転車で来る人も多いようです。

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             表参道ヒルズ内
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先日行った表参道ヒルズと同じ建築家 安藤忠雄 によって設計された

このミッドタウン、よく比べられる六本木ヒルズよりも解り易い感じです。

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入っているテナントもパリで活躍している sadaharu AOKI  や 

DEAN and DELUCA など食いしん坊には魅力的かも。

忙しい合間にも、話題のスポットに行けて嬉しかったです。



今回の帰国はJAL さんのお世話になりました。

帰国の日、飛行機を待つ間、新しく出来たナリタ五番街でウィンドーショッピング

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JAL さんのラウンジで無料のマッサージに

自転車の疲れを癒したMrs.Y なのでした。


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by mrsylondon2005 | 2007-04-18 15:46 | 季節

櫻咲く



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       今年の春は私にとって、特別な春でした。

昨年結婚して嫁いで行った娘に続き、六年間の大学生活を終えた息子も

          とうとう巣立って行ったのでした。

卒業式の朝、関西から出てきてくれた母と息子と三人で大学に向かいました。

卒業を迎えた多くの学生たちや、そのご両親で溢れた会場前で息子と別れ

父兄の会場に母と二人で席すわり、遥か前方のスクリーンを眺めながら

卒業式の始まるのを待つ間、幼稚園の頃の息子の姿が脳裏をよぎります。

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卒業式の間には涙が流れるのかしらと、漠然と考えていましたが

それどころか、スクリーンで眺める卒業式に飽きてしまい、母を促して途中で

          会場を跡にしてしまいました。

後で聞くと、息子も途中退座をしたとか・・・・似た者親子の私達に母も呆れ顔の

              卒業式当日でした。




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そして帝国ホテルで行われた謝恩会では、初めて息子の医学部の同級生を

  紹介してもらい、なかなか楽しい6年間だったのかなと安心したり

105名の卒業生の親御さんの25パーセントがお医者様という事もあってか

   ご父兄のいでたちも華やかで、そんな中母と二人で食の方にばかり

               集中したのでした。




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そして、医師国家試験の発表の日は、家でパソコンの画面を眺めて

       味気なく盛り上がりの欠ける合格の知らせでした。

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お祝いは、娘の嫁ぎ先の富山から贈られた尾頭付き鯛のかまぼこで

                 祝ったのでした。




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三月の最後の日はお引越し、お引越し屋さんを頼んだらと言う私の言う事も

  聞かずトラックを借りてきた息子のお手伝いに借り出され、病院内の

  研修医寮までトラックの助手席に乗り、それでも少しウキウキしながら

     自宅から病院のある広尾まで窓の景色を眺めていました。



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5月には新築の寮が建ち、その後取り壊されるという研修医寮の窓からは

   高圧電線と満開の桜が見え、殺風景な部屋にも少し彩りを

             加えているようでした。

  ここで、息子の新しい生活が始まるのかと思うと、意外にも卒業式より

  感慨深く感じて、エレベータが無く階段で荷物を一人運ぶ息子の姿を

                ソッと眺めていました。


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誰も居なくなった自宅を跡にして、自分の人生が次の段階の入った事を

   感じながら、今度はどんな楽しい事が待っているのかなと

             考えるMrs.Yなのでした。

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by mrsylondon2005 | 2007-04-14 16:17

ロンドンの四季を通して、心豊かな日常を綴ります


by mrsylondon2005
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