大聖堂のある街 白と黒の街 チェスター
2007年 02月 06日
チェスターはロンドンから北西に約300キロの都市です。
今から約2000年前に、ローマ人が要塞を築き、このブリテン島の
重要拠点とした事から、チェスターと呼ばれるようになったそうです。
イギリスには、ウィンチェスターや、ロチェスター、チェチェスターなど
沢山のチェスターの付く都市がありますが、チェスターと単独で
呼ばれるのはこの街だけで、それだけ重要な拠点だったと思われます。
かつては、グルリと城壁に囲まれた街の中に大聖堂やお城がある城下町の
ようだったのでしょうが、今でも城壁が残り中世の香りが残されています。
この大聖堂には、宗教法廷として使われたチューダー朝の法廷があり
イングランドで唯一現存しているそうです。
また 聖歌隊の座るミゼリーコードもユニークな物が残されていますが
生憎 Mrs.Yが目にすることができたのは、たったの2席だけでした。
大聖堂は、ヴィクトリア時代に大きく改修され、古い物と新しい物が混在し
居心地の悪さを感じさせられ、短い時間で巡礼を終わらせ
街の散策に出かけます。
チェスターの街は、白と黒のチューダー調の町並みが美しく、
いくら眺めていても飽きません。
ジョン・レノンのおばあさんが生まれたと言う、ベアー&ビレットに立ち寄り
1000枚以上のガラスがはめ込まれている窓から、パンダのような白黒の
町並みをいつまでも眺めていたMrs.Yなのでした
by mrsylondon2005
| 2007-02-06 06:28