ラトレル詩篇書 昔の本

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ジェフリー・チョーサーの書いたカンタベリー物語は、イギリスで英語で書かれた

初めての小説でした。

それ以前は、ラテン語で書かれるのが常でした。

13世紀の豪族のラトレルが作らせた「ラトレル詩篇書」もラテン語と面白い絵で

中世の庶民的な歴史や習慣を描がいた美しいものです。

詩篇とは旧約聖書の中にある、賛美歌や嘆きの歌や、王に関する歌などで

ハレルヤなども詩篇の中にでてくるものです。


まだ、印刷技術がなく、紙を高価なこの時代には、

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羊の皮や子牛の皮にダチョウの羽で作ったペンで

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樫の木から取れるインクで一文字づつ書いていたのでした。

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このようにして書かれた、詩篇は今見ても楽しいものが探せます。

大英図書館では、エキシビションで、この「ラトレル詩篇書」を原本から

カラーコピーした物を展示して、手にとって見る事ができるようにしています。

本来の原本は、暗い展示場の硝子ケースの中で、1ページだけが展示されて

いますが、このコピー本は自由にページをめくって眺める事ができました。

このコピー本、290ポンドで販売されています。


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この本の依頼者、ラトレルは中央に座ってウサギの耳のような帽子

をかぶっています。

これはこの時代のお洒落だそうで、テーブルの上にはまだフォークがなく

ナイフで食事をしていました。

今見ても可愛いと思う絵が、あるでしょう
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by mrsylondon2005 | 2006-12-05 04:27 | 歴史

ロンドンの四季を通して、心豊かな日常を綴ります


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